2017/10/1 高梁ヒルクライム参戦記 その2 レース編。
前回からの続きです。
スタートまで
レース編と言いながらまだ引っ張ります。
スタート地点に到着。
スタートまでは約10分。
スタートラインでの駆け引きが始まります。
53人しかいないのでユルユル。
最前列も行けましたがあまりメリットはない。
とあるチームの方が並んでたのでお任せしました。
僕達にはライバルチームを設定していて
まぁ昨年優勝のWaveチームさんなわけですが、
それに加えてチーム戦外だけど、
JPT参戦のイナウエさん、実業団揃いのETT勢も要注意。
彼らは後ろに下がっていくので
上位を狙うちょしさん、masabowさんも後方へ移動。
僕は去年後ろからスタートして中切れインターバルで終わったトラウマがあり
つるみんさんと2列目からのスタートを選びました。
スタート直前からまた心拍計の反応が悪くなり
一応数値は出るものの怪しい・・・
せっかく心肺系に効果があるオキシドライブとか入れてるのに効果分からんやんかw
とギリギリまでやっていて緊張感もまるで無し。
つるみんさんが横にいてくれたのも頼もしかった。
レーススタート
いよいよレース開始。
ゴリゴリのスタートダッシュがかかるのかと思いきや
招待選手のMatrix 向川さんがスッと先頭に上がりペースコントロール。
しかし思った以上にユルい立ち上がり。
後方からスタートのちょしさんも40秒~50秒ほどで追いついてくる。
これは後方スタートが大正解のパターンのやつでした。
ま、僕は順位狙いじゃないし、
脚は使わないに越したこと無いのでOK。
徐々にペースはあがり集団は棒状に。
僕は徹底的に人の後ろに入りケイデンス高め。
あとは危なそうな人やしんどそうな人の後ろは避ける。
ちょしさんは上位キープ。
つるみんさんは僕と同じく中団キープが多かったので
かなりケツに張り付いてました。
付き合いが長いので安心できる。
道中は思ったより巡航時のパワーも低く
僕のFTP域を下回る感じとは思ってました。
(これはあとで間違いと気づく)
4分半ほどで最重要人物イナウエさんが上がってくる。
masabowさんはおらんと思ったらマークしてたみたいねw
ここからイナウエさんが前を積極的に牽いていて、
レースをコントロールしてたのは間違いなく彼でした。
一番パワー使ってたのも彼でしょうね。
この写真で先頭はイナウエさん。マトさんは5番目くらいにいます。
斜度が7%とあがってる場面でペースアップ。
結果、集団は棒状に伸びてかなり踏まされてます。
で、中切れマンに変身する人が現れて
それを更に埋めるのに集団前方以上の大パワーを使ってたと。
中切れするときは早めにサイン出すとかして欲しいな。バンシやで。
集団の人数も多くて中盤までは30人位はいたのかな。
集団内ではタイヤの重なりに注意してドラフティング。
極力、上体も下げてエアロを意識(途中まではw)
心拍計の調子は悪く途中までずっと130bpm以下で参考にならずw
何度かズラしたり、汗かいたからか20分過ぎてからようやく数値が上がり始める。
それでも千切れることは無さそうで、キツいのはキツいんだけど
いつもの朝食会で付いてくことに比べたらどうってことない。
8km過ぎにある下り区間に突入。
2人前が中切れマンに変身!トウッ!
って、お前マジか!バンシー!
ということで前の人と埋めました。
じゃないと登り返しで更にしんどいのでね。
ルールは知ってますが、チャンピオンクラスでは無効と考えました。
(前のクラスの人居ませんしワザと中切れしてチームプレイの可能性もあるので)
登り返しでつるみんさんがしんどそう。
後ろ入ってと思いながら埋める。
ここで集団も横に膨らみ縦にコンパクトに。
ちょしさんは前前で展開中。
masabowさんも前目。
つるみんさんもしんどいとか言いながら上がってきたし。
僕もまだ大丈夫。
ここらでつるみんさんがなんか言いながら後ろに下がる。
あとで足攣ったとか言ってたようなw
がんばれ!
残り3kmほどで道が狭くなってくる。
集団も横に2列、3列になり気を使う。
チームメイトや安定感のある人の後ろを走るように。
余談ですが、ETTの方(げん◯つさん?)はやはりきれいな走り方してましたね。
常に余裕のあるというか。手振ってたしなw
さすがでした。SAUCEの方ですよね。
で、ついに残り2kmに突入。
僕はまだ生き残ってる!
ここらへんで斜度が上がってきたので重いギアを踏まないようにインナーに入れる。
残り1.5km。
少し斜度の上がるところでちょしさんがスルスルっと前へ。
勾配の緩やかな民家のある区間へ。
ここでギアをアウターに入れ直す。
旗振ってくれてますね。
必死で全然気づきませんでした。
そしてジリジリとあがるペース。
残り1kmに突入と同時に一気に上るペース。
まだ大丈夫。踏めてるしついて行ける。
ここでマトさんがお仕事終了。
ヤバイ。ちょっと離され気味。
大丈夫。コーナーで詰める。
と思ってインが空いてたので行ったら
お隣さんがチェーンをカチャカチャ言わして飛んでくる。
ウォイ!と言いながら一瞬のブレーキ。足止めて減速。
当たることは無かったがこれは痛かった。
慌てて踏み直す。
前はスプリント状態、差が少し空いた。
まだイケる。踏め。追いつけ。
うおー。
あれ?
脚がない!どこ行った!?
ちょっとずつ無くした大事なナニカ。
それは僕のスエアシ。
残り500!
フンッ!と踏みます。
すぐにタレてライバルチームに抜かれる・・・
(;´Д`) やばい。
残り400m。
ついでにつるみんさんにも抜かれる。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
残り300m。
少し離される。パワー出てないw
残り200m。コーナー曲がったらあと少しだけ。
ライバルチームのもう一名が渾身のタレッタレ。
こいつは抜く!!
あと100m。
前の人に追いつきたいが全然踏めねぇ。
んで、心拍低いし・・・
そのまま力なくゴール。
息は上がってますが出し切った感はなし。
しかし力は全く入らず。
スパート出来た去年のほうが遥かに疲れました。
ゴールと同時にGarminはストップ。
27分56秒と28分切り。
なんとかノルマは達成。
ダラダラと流して仲間を探す。
しかしこの町並みはいいなぁ。
少し離れた頂上まで移動してバイクを停めてみんなと合流。
masabowさんは最後に離されて5、6番手。
ちょしさんは2~3番手でのゴールらしい。
ラップクリップに結果が載るはずなので
荷物を受け取りに行く。
チャンピオンクラスは人数も少ないし
全てゼッケン番号順に並べられていて一瞬で見つかりました。
素晴らしい運営です。
スマホを取り出してサイトを開くもまだ反映されず。
豚汁とドリンクのサービスが用意されていて
木のパレットが敷かれているのでそこに荷物をおいてベースを確保。
とりあえず豚汁をいただきました。
ネギ多めとかもオーダー可能でしたw
めっちゃ美味いでよ。
というところでラップクリップに結果が載る。
なんとちょしさんが1位!
思わずガッツポーズしてしまいました。
2位に3秒差もつけてる。
聞くとスタートは一番最後にしたとw
masabowさんは5位。
つるみんさんが10位。
Aチームは優勝がほぼ確定。
そして僕は15位という速報。
トップから33秒差でした。
悪くない。うん。
ヘタレくらいまーことせーや君も合流。
1組目の2番手でゴールしたとのことで、そのままの可能性が大。
結局そのままの順位で乗り気さんが1位でした。
くそー。事前に要注意だと伝えとけばよかった。
タイムは28分4秒。
年代別としては文句無しで速い。
僕もライバルチームを1人は抜いてるので
カメさんの結果次第ではチーム戦2位も見えてくる。
カメさんは去年27分51秒。
今年は更に速くなってるのでタイムを縮めてれば・・・
と、カメさんの結果を待つまでに持参のオヤツを広げますw
多分500円以内に収まってると思います。セーフです。
甘味が染みましたね。
山頂でのコーラは大正義。
オーマイさんが母上と挨拶に来て
バームクーヘンくれました。
とラップクリップを更新したらBクラスのリザルトも載ってました。
上位を確認してもカメさんが居ない。アレ?
スクロールしていくと10位にカメさんの名前が。
29分20秒。は?
( ゚Д゚)ハァ?
あのヤロー。ヤラカシやがった!!
ヤツの実力ならもっともっと速いはず。
(僕よりも全然強い男なんです)
なにかトラブりやがったに違いない。
ディレイラー関係かパンクか落車・・・
と思ったらカメさん参上。
理由を聞くと2組目でスタートして誰とも脚が合わずに
個人練習してるみたいな感じでしたと。
去年走って1組目の方が速いの分かるだろ・・・
やはりコイツを1人で年代別で出したのは間違いだったw
この組分け考えたの誰だよ。
って僕でしたww
これでBチームのチーム戦順位が一気に厳しくなる。
他にチャンピオンクラスに出てるチームが何チームか居たからね。
そんなカメさんを笑うチャンピオンの図。
去年はちょしさんが牽きまくって千切れたけど今年は立場が逆にw
チーム戦の順位は下山してからと思ってましたが、
masabowさんがラップクリップにあるのを発見。
2位は流石に無理でしたが3位ゲッツ!
ヨッシャー!!!
めちゃくちゃ嬉しくて渾身のガッツポーズが出ました。
少し目から汗が噴出。ぴゅー。
カメさんともガッチリ握手。
4位とは大差付いてました。心配しすぎたねw
ということでチーム戦でのW表彰台という目標は達成。
あとはMTBクラスの1号さんの結果待ち。
そしてSUNZOKUの小さなアイドルを抱いて登場した1号さんは2位という結果。
惜しくもYAMADAさんの後を継いで4連覇とはなりませんでしたが
慣れないMTBでの2位は流石の一言。
そろそろ下山なのでひとまず全員でSUNZOKU恒例の記念撮影。
もう結果がわかってるので後が楽しみでしかありません。
ということで今回も長くなりすぎたのでその3に続きます。