スズカ8時間エンデューロのエントリーとおもひで

結構前の話になりますが、
スズカ8時間エンデューロ秋スペのエントリーが始まってますね。
もう4時間は売り切れのようで、
8時間も80%埋まったようですが。

私は奈良のショップから誘われたので、
8時間チームにエントリー済み。
アタック120で出たかったけど秋はないのね。

初日にエントリーしたのでパドックパス取れてるはず。

来年の春はアタック120に出ようと思う。
最終目標はアタック240を完走したいと思う。


最近の記事にも書いてますが、
今年のスズカ8時間エンデューロの春スペに出たので
今更ながら参戦の思い出を書いていきます。

去年の秋くらいに仕事で知り合った方達とアワイチに行った時に
みんなで鈴鹿出ようかと言う話になり、2月に5名でエントリー。
ちなみに名前を言えば結構知られてる有名な国際的な企業の皆さんで
私はそこの孫請けとして、そこに出入りしてました。

大会数週間前にどうやって行くよ?って話になって。
一名は既にビジネスホテルをとって輪行で行くとのこと。
エントリー時から手配してたらしく、言っとけよって感じですが。

あとの2名はクルマを出せるとのことなので、
それに別れて2名×2台で乗せてもらうことに。

時間どうするよってなって、
5時に開門なのでそれに間に合うように深夜にこっち出るか
前日泊をするかって話になったときに、
有名企業のみなさんはお金あるようで
サーキットのホテル泊まろうぜって言い出した。

近くのビジネスホテルだと5000円くらいで行けるが
サーキットホテルだと1万円強かかる。
( ´゚д゚`)エーって感じだがさすがに言い出せず。

まあ、結果的に前日もサーキットに入れたし、
温泉が前日、当日がタダだったのでレース後に入れてよかったですが。

やべえ、始まるまでで長げえ。

当日はピットで良い場所を確保するために
4時くらいに起床して5時前には会場へ。
なんとかそれなり場所でピットを確保できた。

ちなみにパドックパーキングパスなど取ってなかったので
テーブルやローラー台など持って来てたけど
とても遠い駐車場から運ぶ気にならずに無駄になった。

Garminの準備したら電源入らない。
カバンに入れてたので勝手に放電されてたみたい。
コンセントがあったので何とか充電できて事なきを得た。


色々準備して、早速試走に出た。
ヤバイ。楽しすぎる。
脳から変な汁がドッパドッパ分泌されるのが分かった。
一般道では絶対に体験できない路面。
クルマが出てくる心配もない。

下りで好き勝手飛ばして、ノーブレーキでコーナーへ。
アウトインアウト的なライン取りもできる。

楽しすぎて、テンション上がりすぎて
試走は1周で終わらそうと思ってたけど
本番始まるまで我慢できずにもう1周行ってしまった。

年の若い奴から順に出ることになったので
スタートに並ぶ。
出遅れてかなり後方からのスタート。


先頭はこんな感じ。
マビックカーが先導。


先頭集団は招待選手がメイン。
Matrixとかイナーメの人とか。


最後尾にはゴレンジャーも参加してた模様。

1周目はローリングスタート
途中からスピードが上がる。
後ろから思いっきり抜かれていくが、
こっちも隙間を縫うように抜いていく。

そのうち良いペースの小集団を見つけてツキイチ。
まだ高速コーナーが少し怖かった。
元気なので9分18秒でラップ。


1周目終わりの集団。かなり長い。
私はこのあとの第2集団の後方にいたらしい。
2周目も同じ集団にツキイチのまま。
2周で交代の約束なのでピットレーンに入って交代。
9分48秒ほど。交代で数十秒ロスしてるので多分1周目と同じくらいかな。

この時点でも脳汁炸裂でやばかった。
人の後ろについて走るのはかなり楽できるということが分かった。
公道とは違うレベルでそれが分かった。
ギリギリまで前に人に近づけるしね。


こんなオネーサンがいたらしいが見た記憶がない。

1時間ちょい後に再度、出番。
最初は一人で走ることになるのでキツイが
追い抜かれた人に頑張って付いていって快適に周回。
9分8秒と9分48秒でラップ。交代。

その次が9分10秒、9分41秒。
ここらへんまでは結構走れてたかな?
しかしここらへんで4時間組が終了して人数が減少。

次の出番ではなかなかいい集団に巡り会えずにキツかった。
10分2秒と10分59秒。
疲れもあってかなりタイムが落ちた。

次の出番で最後。
なかなかいい集団に出会えず、途中まで一人旅。
後ろには何人か付いていたけど交代してとか言えないシャイボーイ。

途中で右後ろから殺気を感じた。
先頭集団が来たかと思うようなスピード差。
抜かれてみたら二人しかいない。
これは乗っかるしかない。
気合いでダンシングして後方へ付いた。

ちなみに先頭集団につくと危なそうだし、
ついて行けないのは分かってたので抜かれるときはスルーしてた。

この二人は違うチームのようだが、協力体制をしいているようで
交代しながらかなり速いペースで行っていた。
途中で交代するときに、入って良いのかよくわからずに間を空けていたら
ちょっとこっちを見てから私の前に入ってくれた。

一緒に回すという考えが無いわけではないんだけど
とても先頭牽けるようなペースじゃないし
交代とかも慣れてないから邪魔してはいけないような気がしてた。
(むしろローテーションに憧れるがビビッってるだけ)

しかし、そんな考えを見透かしたように前に人が
『一緒に回していこう!』って声を掛けてきた。
慣れてる人はこうやって集団作っていくのか・・・

次の交代に時に私の横に来て更に声を掛けられ
断ることも出来ずにローテーションの一員になってしまった。
しかし、私の出番に回ってきたのがホームストレートの登り。
登りは遅いですよと言い訳してから先頭へ。
なんで苦手分野で回してくんねんと思いながら必死のパッチで牽く。

登り終わった頃にアリガトウといわれて先頭に出てくれた。
ホッとしたけどかなり脚をつかってついていくのが精一杯。
コーナーの立ち上がりで千切れそうになったので、
後ろの人に前に行くように促すが、なぜか断られる。

なんでやねーんと叫びながら、気合いでドラフティング圏内に復帰。
残り少ないだけあって下りのコーナーもかなり速い。
下り終わった所で私はピットインのために集団から離脱。
後ろに人に合図して中切れしないように。

最後のピットまでの登りは力を使い果たして結構遅かった。
9分45秒、9分41秒でラップ。
最後に思いっきりタレたにもかかわらず2周目で一番速いタイム。
やっぱりあの人達は相当速い人だったんだと思い
ジャージのチーム名で調べてみたら一桁順位の人達でした。

最終走者も終わって、温泉入ってリフレッシュして帰宅。
帰りも駐車場遠いのでかなり疲れた、
なぜかみんなチャリに乗らずに歩いて駐車場まで移動するし。
この教訓があるので今回はパドックパスは絶対に取りたかった。

この鈴鹿エンデューロが初のイベント参加だったけど、
もう、楽しすぎて今後も絶対参加しようと思った次第。
クレフィール湖東とかも出たけど鈴鹿の方がかなり楽しい印象。
まあ、2周交代の鈴鹿と3時間ソロで較べるのもおかしいけど。

鈴鹿に限らずレース場はスピードの乗りが違うと思う。
路面もかなり良いし広いしね。
クレフィール湖東はけっこうテクニカルなコーナー多かったし。

秋スペならまだ間に合うので
楽しそうだと思われたら出られてはどうでしょう?
きっと新しい世界が待ってると思いますよ。