万葉岬に三味線の音色が鳴り響き、そしてボク達は詐欺られる。

8/2(日)は万葉岬に行って来ました。

ミッドナイトエンデューロを終えて片付けして相生までダイズさんと帰還。
ホテル着いたのが2時くらいだったかな?

風呂入って軽くウエア洗って荷物片付けてなんやらして
布団に入ったのが3時半頃。
翌朝の予定があるので急いで寝ます。

が、冷たいシャワーで冷やした体が火照って寝れません。
目をつむるとさっきまで攻めてたサーキットの情景が浮かびます。
全然寝れません。

ウトウトしたかと思うと、廊下からチャイ語の叫び声が聞こえてくる。
あいつらはどこ行っても大声で叫ぶ。○んだらいいのに。
結果、イライラして寝れません。

何時に寝たのかは定かではありませんが、
外は少し明るくなっていたように思います。

9時前に集合だったので8時に起床。
朝飯喰って、準備してホテルをチェックアウト。
ダイズさんと合流します。


ダイズさんのホテルの駐車場から噂のセルフ駐車場に車を移動。
ダイズさんはバイクのセッティングがあるとのことで先に集合場所に向かいます。
というのもシューズに付けたはずのクリートカバーが1つ無くなってたのです。
ホテルに戻ってカギを貸してもらい部屋の前まで行くと転がってました。
回収完了。


ダイズさんがお色直しを終えて到着しました。
昨日のナイトエンデューロとはホイールが違います。

そう、ナイトエンデューロの翌日のこの日はダイズさんの本命の目的がありました。
それは万葉岬のTTで4分切りを狙うというものです。
なんでも路さんから爪痕を残してこいと言われたらしく
エンデューロは巡航性能を重視してBullet Ultra。
万葉岬には軽量、高剛性のレーゼロをチョイスされたそうです。

私は以前からミッドナイトエンデューロの翌日に
万葉峠に行くことは聞いていたのでこのためにホテル取ったようなもので。
そして前日に同行者を募集したところディーさんとワタルさんが手を挙げてくれました。
4人で遅めのモー万隊を開催することとなりました。

ちなみに万葉岬で4分切りするとかなり速いレベルらしく。
住友さんの最速記録で3分50秒ほどだとか。
一応、O.H.Cなど言う組織に属するものとしては狙わねばなりませんが
流石に4時間ソロの翌日はキツイので今回は見学のつもり。


このなかで 唯一地元であるディーさんが道案内がてら牽いてくれる。
が、万葉までのアプローチでの速度が異様に速い。
最後尾を走ってたのに着いていくのがやっとレベルでアゲアゲ。

他の3人はチームでの参加だから脚が余ってるんだなと判断。
こっちは4時間ソロで体中バッキバキなのに。


ここらへんから万葉岬のスタート地点。
ディーさん、ワタルさんは先にスタートして行きました。
ダイズさんは4分切りを狙うので心拍を整えてから行くとのこと。

私もしばし待機して心拍が落ち着いてからスタート。
万葉岬TTは距離は1kmほどだが平均斜度が8%とキツめ。
4分程度なので最初から全力でカマしていきます。

最初は勢いよく行けたけど、斜度が上がってくるともう無理。
ダメージアリアリの脚なのでダンシングしてもイマイチ力が入りきらない。
それでも1kmくらいならってことでなんとか気合いでねじ伏せる。
あっというまにゴール地点付近。
全然どこがゴールか分からないので適当に緩める。

タイムは4分15秒で4分切りならず。
さすがにこの脚じゃあねぇ。と言い訳しておく。
次はサラ脚でチャレンジしたい!
が、1キロで15秒以上縮めるのは結構キツイかも?


ダイズさんも堂々のゴール。タイムはなんと5分切りをギリギリ達成されたようです。
やたら昨日のダメージがとか言い訳を繰り返し、キツそうなアピールをしています。
この時は気付かなかったのです。
これが尾張三味線の音色の一部だと言うことに。

 


せっかく登ってきたので絶景を求めて移動しますが
残念ながらガス三昧。


ま、それでも4人揃って山に登れば充分楽しいってモンです。


ダイズさんはなにやらケータイで怪しい動きをしてます。
タイムを報告してるのかもしれませんし、
帰りのコースを調べてるのかもしれません。


最後に万葉岬の看板前で記念撮影。
OHCで鍛えたカメラワークが冴え渡ります。


と思ったらダイズさんに盗撮されてました。
これが三脚無しでもケータイで撮影出来る方法です。

あとはだるま珈琲まで帰って美味しいアイス珈琲を飲むだけ。
そうとなればさっさと帰りましょう。

帰路は先頭がディーさん、コンソメ氏、ダイズさん、ワタルさんの順。
途中まではほどほどのペースで順調に進みます。
しかしナニやら不穏な気配を後ろから感じます。

殺気。そういっても良いかもしれません。
それは彼を除く3人とも感じていたようです。

次の瞬間、ダイズさんがアタック!
分かってたとばかりにディーさんがチェック。
私もなんとか続きます。

ディーさんがダイズさんの番手についてそのままキープ。
先頭のダイズさんはコブに突入して苦しそう。

そこでダイズさんが驚愕の行動に出ます。
まさかの手首の運動を発動。
ディーさんも『断るッ!!』って言えばいいのに
さらっと前に出てしまいます。
アカーン!ヤメテー!!

ディーさんの後ろでダイズさんは息を吹き返し
次のコブで再びアタック。
ディーさん、ワタルさんは付いて行ってましたが
私は脚が完全にソールドアウトして轟沈。

次の信号でダイズさんが高らかに勝利宣言をしてました。
やにやらナイトエンデューロでも住友さんの先頭交代を断った上に
脚を売り切れさせてから千切ったらしく
2日連続での勝利だとたいそう喜んでいました。

そもそも、昨日のナイトエンデューロでは
ダイズさん率いる乳チームは住友さんの豆チームに負けたはずですし。
今日の万葉岬でも私のほうがタイムは速かったはずなんですが。
なぜ二人共負けたことにされたのか理解に苦しみます。
つーか、まだだるま珈琲まで着いてないのにいつからここがゴールになったんだ?

やっぱり彼の計画は万葉に登る前から始まっていたのです。
あのタイムも疲れたふりもすべて三味線。
これが尾張流三味線家元の実力か。


どうにも納得がいきませんがだるま珈琲に到着して
アイスコーヒーフロートを飲んだらどうでも良くなりました。
三味線の音色などBGMだと思えばいいのです♪

一息ついたらそろそろ出発。
駅のキオスクでおみやげ買って大阪までビューン。
吹田でダイズさんとお別れして炎天下の中を自走で帰宅。
とりあえずソファで爆睡しました。


というわけで今回の西播磨、岡山遠征は終わり。
ご一緒させていただきた皆様有難うございました。
特に車に同乗させていただいたダイズさんには感謝です。
ホンマに自走でサーキット行ってたら死んでましたw

あのブログの中の西播磨の世界を体験出来ましたが
まだ、臨時漕会さんと一緒に走れてませんし。
万葉の4分切りも達成したいし、冬には牡蠣も食いたいし。
つーことでまた行きますよー。よろしくお願いしますねー!!